NRD545という受信機
日本無線株式会社から販売されているDSP搭載の受信機です。
どうです?
カッコいいでしょう?燦然と輝くJRCのマーク!!
正式名称はNRD545といいます。
現在、日本で手にすることの出来る通信型受信機受信機では最高、最良の1台であるといえます。
我が家の545には、TXCO(温度補償・高精度水晶発振ユニット)とワイドバンド受信ユニットが実装されています。
本体自体は値引き価格で16万から17万円くらいで購入可能ですが、このユニット達がなかなか高いのです。
TXCOはおよそ1万円、ワイドバンドユニットはおよそ4万円です。(おー高っ!)
TXCOは受信周波数を安定させるためのもので、本体だけなら±2PPMの変移を装着することで、±0.5PPMにすることができます。
え?分からないですか?
えーと「パーセント」ってご存知ですね。これは、Part per Centの略ですなわち、1/100を表します。
PPMはPart per Millionで1/100万を表します。
例えば、10MHzの周波数を受信している場合、本体ですと20Hzの変移が、TXCOを装着すると、5Hzの変移があるってことになります。
まぁ、短波帯をAMで受信している分には、大きな問題にはならない変移です。
次にワイドバンドユニットですが、本体だけなら上限30MHzまでの受信ですが、このユニットを付ける事で、2000MHz(2GHz)までの受信が可能になります。
この中には、一般のFM放送、TVの音声放送、その他いわゆるアクションバンドが含まれます。
わたしゃ、FM放送を聴いていますが、高いFM放送受信機です。
さてさて、先に紹介しましたTentec社RX340もDSP受信機なのですが、比べるとどうなのでしょうか?
周波数の読み取り精度など細かいところでは、RX340の方が上であると思われますが、通常のBCL、受信シーンにおいては、そこまでの性能は必要ないように思われます。
混信除去能力も、ほぼ互角でしょう。
もし、今RX340をもう一台買えるお金があるならば、NRD545を2台買ってしまいそうです。
先々のメンテナンスのことを考えても、やっぱり、国産品でしょうね。
操作していて楽しい受信機です。
あっ、外部スピーカーは、フィルター付の良質なものが必須です。
NRD545でのBCL楽しいですよ。
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