アマチュア無線に関する規制緩和?
早速トラックバックを戴いた。
どうもありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
この手の話はデリケートな部分も含んでいるため、UPするには勇気が必要だ。
議論されること、こんなことがあるよと意識されることこそが大切で、無関心であってはならないと思う。
「読後3秒」で「破綻点」と「敗因」を見つけられたモノとしてはアレなんですが。。。。(笑)
さて、アマチュア無線に関する規制緩和?でいただいたTBに対して、、、
確かに運転免許にたとえたのは、100%当てはまっていないかもしれない。
時速30Kmでのスピードでも殺傷能力はあるというのは、10WでもHFであれば海外まで飛んでいくと同じ。
だからこそ、国内に限定されない伝播能力をもつHF帯での(50MHzなんかも飛んでいきますが。。。)運用には注意が必要だと思う。
自転車でも歩行者にぶつかれば怪我をさせしまうかもしれない。
初級免許局が、原付か、自転車かはよく分からないが10W(現行法では20Wにあがったんですね)でも、運用を間違えれば様々な問題が起こるのは周知の通り。
やっていることは同じだから、これから、原付と自動2輪の免許統合をして原付免許の筆記試験で自動2輪が乗れるようにしましょうではおかしい。
初級資格でも上級資格でも運用においてやっていることに大差はないと言われるがはたしてそうだろうか。
確かに、電波を飛ばして「ハローCQ」までは同じだ。
但し、電波障害等の備え(ハローCQの前)や、実際に問題が発生した場合の対処(ハローCQの後)などには大きな差があるように思う。(例外はどこにでもあるが)
ひょっとしたら、「志」なんかも違うかもしれない。(志を、思い入れと読みかえてもよい)
今回の規制緩和は、原付の筆記試験+原付を使った簡単な教習所での実技試験で自動2輪が乗れるようにしましょうといっている様にも感じるがいかがか?
運転免許にAT限定が許されるなら肉声でやり取りする電波形式以外全て機械任せが前提の無線免許があってもいいと考える人がいても、私には別段不思議ではありません。と述べられているが、それならアマチュア無線でもそういう「限定免許」を新設すれば良いかもしれない。
無線で殺傷はおこりにくいだろうから。(除:ハイパワー)
限定事項:電信による交信は、PC等代替機器を用いたものに限定。。。。とか。
但し、今度はPCによる電信送受信術という実技が必要かもしれない。(笑)
決して「術」信奉者ではないが、PCがあればPCでもできるし無ければ縦ぶれでもOK、アマチュア無線技師の資格を持って、デンケンと耳によって電信交信を許可されている者としては、「たしなみ」として分速40−60字程度の送受信は出来たほうが良いと感じるがいかがか。
実際分速40−60字の交信は国際交信としては全く早くない。
小生は電信での交信は得意ではない、上手く意思が伝えられないこともありあまり好きでもない。Phoneの方がニュアンスを伝えられるので正直好きだ。
運用技術(電気電子回路、高周波回路技術及び運用技術)と資格の上下に相関関係はあると思う。
ここが、TBをいただいたかたとの意見の違いだ。
相関関係が無いわけないではないか。
確かに時々3アマの方で素晴らしくスマートなオペテクを見せていただける方は居られる。
反対に1アマでも時々「えー?」は居られる。(汗)
しかし、パーセントで言えば随分少ないというのが実感だ。
技術的な知識やテクでいえば、これはもう歴然。
(仕事で、高周波関係のことをされている方は除く。こういう方はもう、アマチュアの範疇ではない。たまたま、初級の免許を「今」持っているだけで、その気になれば、1アマの免許くらい楽勝なんだろう。)
小生は高周波関係の基礎知識をご存じない1アマの方になんて会ったことがない。
反対に、「いぁや、スワーのバッチが上手くいってなくってね。キュアールかかりまくりですよ」というのは良く聞き苦笑することはある。
1アマで、こんなこと言う人は「ゼロ」だろう。
(注)「アンテナの調整が上手く行っていなくて、VSWRが高い結果、電波の輻射効率が悪い。どうすればよいのか分からない」という意味だと解釈しますが。。。
「技師」の名前が泣いている。
で、「高出力送信はしかるべき知識と問題解決の技術的能力を有すると客観的に認められるもののみに付与されるべきである。」という主張になる。
高出力無線局を安全に開局するためには、それなりの技量と知識は必須だ。
たかが、TVI、EMIの対策ひとつ出来ないようでは、周りの皆さんに迷惑がかかる。
アマチュア無線は「I」の元凶だと思われる結果、アマチュア無線の免許の縮小につながって欲しくない。
「無線科学」や「電波の不思議」に興味を持つ人であれば、ちゃんとした教育による知識(知恵)の習得の後、だれでも門をたたける状態にするべきだと思う。
クニもJARLももっと教育を充実させて欲しいものだ。
今回の規制緩和のアイデアが上のようなものに基づくとは思えない。
「初級」をどうこう言うつもりはない。
探究心をもって自然科学の海にどんどん出航すべきだ。
小生も早く1アマの資質を持って資格をとりたいものだ。
話は変わるが、先進諸国のなかで、初級資格を持って短波帯運用を許している国はどれくらいあるのだろうか?
オーバーパワーの問題と今回の規制緩和の話は少し違うと思うが、シンプルに言って、
オーバーパワーしていてもお咎めなしの状況が、現在をつくっているのだと思う。
各自のモラルを持ってして収拾できないのであれば、何かの手法を持って取り締まる必要がないかと思う。
それでなければ何のための免許であり資格なのかが分からない。
本blogは主に「BCL」を主題にしている。
「BCLをされている方でアマチュア無線の免許なんてもってないよ(笑)
ところで、この回路の弱点なんだけどね。。。」というような方を多く知っている。
もちろん、CW読解なんてお手の物。(最近はもう無いが、かつて業務電信のモニタリングなんかをされていた)
免許を取ろうと思えば取れるけど、そんなものいらない。というのと、努力もしないで取れないは随分ちがう。
資格云々とは別の次元で、大きく尊敬する先輩たちだ。
でも、こういった達人であっても、アマチュア無線局を開局しようと思えば、免許が必要だ。
客観的に見ることのできる最低限の資格がアマチュア無線従事者証の取得でありハイパワー局の開局のためには落成検査合格が必要なんだろう。
「好きこそ、ものの上手なれ」は好きな言葉だ。
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Comments
トラックバックありがとうございます。
私のblogでの意見では読み取りにくいかと思いますが、私は原付にも実技試験を課すべきだと考えている口です。アマチュア無線の資格制度私案については元記事にコメントの形で追加してみましたので、興味があればご覧ください。
なお、今年になって国際法的にも短波帯でのモールス運用能力は問われなくなる事が決まりました。7MHz帯の拡大も決まりました(施行はまだ先の筈ですが)。4アマの「VHF以上での」出力が20Wまでになったのは前世紀の話ですね。
一番怖いのは、アマチュア無線の世界の住人に今でも「King of hobby」だと信じている人が非常に多いことです。外部から見たら「(相手が近所か遠くか知らないけど)結局もしもしゴッコをやっている」としか思われていないことを理解していない(か無視している)。(交信の)前と後が違うんだとおっしゃられたところで、自動車で言えば整備点検も万一の事故時の対応もちゃんとやってますと言っているようなもので、果たして外部からはどういう評価をされるでしょう?
国やJARLがしっかり…というくだりが象徴しているようにも感じますが。
Posted by: Mn | November 30, 2004 at 02:33 AM