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2008/09/23

PERSEUSで混信/ビートを排除する

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PERSEUSのメインウインドウでは、黄色のラインが受信周波数で、その左右のグレイのゾーンが現在使用しているフィルタの帯域です。
このメインウインドウの表示で受信周波数をセンターに拡大したサブウインドウがメインウインドウの下に表示されます。
現在のフィルタの帯域は8kHzと表示されています。
9561.41kHzのR.Ethiopiaで概ね4kHz上に混信局があり、ビートが発生しています。



2ビートを除去する方法としては、このようにフィルタの帯域を小さくし(設定では6kHzにしています)混信局をフィルタ幅の外に出してやる方法があります。
この例では6kですから、音声としてはまだまだ余裕もあり、聞きにくくはなりませんが、混信局が、受信局にさらに接近している場合は、フィルタの帯域を更にナローにしなければならず、その結果、音声がこもり聞き取りにくくなってしまいます。



3そこで、混信局のいる側のフィルタ(アッパー側)だけを少し小さくして、混信局をフィルタ帯域の外側へ追い出し、そのかわり、混信局のいない側(ロアー側)のフィルタ幅を広げフィルタ帯域を確保することで、音声の明瞭度を保ちながらビートを除去します。



4あるいは、フィルタの幅はそのままで、ノッチを聞かせ、混信局の信号を落としてビートを取り除きます。
ここでは、わかりやすいようにノッチのディップを大きめに設定しました。
(ディップの深さと幅は、マウスのホイルで簡単に設定変更が可能です)



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では、このように、両方から不要な局に挟まれて、ビートを起こしている場合はどうでしょうか?
ノッチフィルタが2個あればよいのですが。。。







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そんなときは、どちらか一方の混信局をノッチでドロップさせ、もう片方は、フィルタの外の追い出しノッチで落とした方のフィルタの帯域を音声が明瞭になるよう十分にとってやることで快適な受信が可能となります。
PERSEUSではこのような操作をビジュアルで確認しながらマウスだけで行う事が可能で、NGOのようなスチャラカ/なんちゃってBCLでも最適なな受信状況を作り出すことができます。


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コメント

NGOさん、こんにちは。
PERSEUSの詳細なリポートありがとうございます。
最初は別世界の受信機で関係ないよってな感覚でしたが、う~ん、欲しくなってきました。(爆)

投稿: KUUGA | 2008/09/23 14:36

KUUGAさん、
コメントをありがとうございます。
そーなんですよ。(古っ)(笑)
PERSEUSと言いますと兎角、「帯域受信」(がばちょ受信と呼びましょう)に目がいきがちですが、さにあらずです。
目で確認しながら、出来るだけ広帯域のフィルタを設定し心地よく受信するのにもってこいなんです。
受信周波数をセンターにU/Lを独立して調整できるフィルタ、深さ(とあわせて自動的に幅)を設定できるノッチ、同期検波など万全ですよ。
おまけに、インタフェースが良く考えられていてすんごく使いやすいです。
さらに、周波数データベースと連動していて、時間と受信周波数から局名を表示してくれます。
通常の音声録音の録音もソフトを起動させるだけ。
バンド内(隣接局)の状況をバンドスコープをハードコピーして、局にレポートすれば、先方の周波数マネージャーは大喜び間違いなし!
Seeing is believeing !一目瞭然!ベリカードの返信率も上がろうってもんですぜ、親分。
どですか?1台(笑)
値段は、IC-R75フルオプション並。
考えれば安いと思うのですが。。。
(ソフトは、どんどんバージョンアップで、機能追加が見込まれます。)
背中をどん、どん、どぉーんと押しちゃいます。(爆)

投稿: NGO | 2008/09/23 17:00

NGOさん、PERSEUSいいですね。
背中押してくださると思っていました。
最近、ポータブルに走っていましたので、しばし小遣いを貯金しまっす!
ありがとうございました。

投稿: KUUGA | 2008/09/23 17:47

KUUGAさん、
いっちゃってください。(笑)
あ、軍資金調達には「ハムスターの術」が効果的です。
人により、スピードの差はありますが、これが一番。
私の受信機獲得は、RX340とIC-R9000以外はすべてコレです。(爆)
で、買った後のカミさん対策は「土とんの術」です。

投稿: NGO | 2008/09/24 09:12

NGOさん
昨日から日付が変わるまで瑠璃さん宅で臨時のオフ会でした。

ノッチ効果はR9000,7030で理解はしていたのですが、ビジュアルで目で確認しながらマウスのホイールで減衰させてやると見事に裏の局が上がってきますね。

昨日瑠璃さんのシャックで4750kHzのCNR-1とRRI-Makassarが混信した状況を受信したとき、ほとんどMakassarの音声が確認できないのにサブスコープではわずかに下にずれているMakassarの信号が見えていました。
CNR-1にカーソルを合わせホイールをクルクルしてやるとなんと今まで聞こえていなかったMakassarが聞こえてくるんですよね!
「これはズッコイ!!」私の一言です。

今まで同じように9000でも手動でやっていたことですが、自分の目で確認しながら確実に混信局を減衰できるというのはすごいです。
これは本気で導入を考えないといけないですね。
少し考えが変わりました。
そしてDXのスタイルが変わりますね。

投稿: 化石 | 2008/09/26 13:40

化石さん>
いつもお世話になりありがとうございます。
また、コメントをありがとうございます。
おっしゃる通りで、ビジュアルで確認しながらフィルターの設定やノッチの操作が出来るとこんなにいいものかと思います。
ノイズブランカーなどもそうで、周辺局からの抑圧(混変調)をスコープで見ながらギリギリの設定ができたりします。
感覚からいえば10万なにがしは対性能を見る限り「安い」です。
是非、導入をご検討いただき、そののちには、深い使い方をご教授いただきたく。。。よろしくお願いいたします。

投稿: NGO | 2008/09/26 21:50

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