イギリスで、殆ど手作りでフレームを作っている、BROMPTONという自転車がこの金曜日にやってきました。
フレームは、クロモリ鋼でそのほかのパーツは殆どがアルミニウムです。
私はGOLFはしませんので、車にゴルフバックを積んでどこかの打ちっぱなしに行くということはありません。
で、ゴルフバックの換わりにこれをトランクに放り込んで、4+2(自動車+自転車)/パークアンドライド、あるいは、電車で目的地まで行って、ちょっと自転車に乗って周辺見物という「輪行」目的で購入しました。
外装変速機2段、内装変速機3段の計6段変速のなんの変哲もない自転車です。
どれくらい走るのか、自宅から、往復18kmの羽束師橋(はずかしばし)まで行ってきました。
印象:
1.スピードは出ません。
2.全体の挙動(乗り心地)はシャープなところが一切なくクロモリのフレームマルだし(笑)です。
3.値段の高いママチャリ
良いところ:
1.手早く小さくたためるところ。(本当に小さくなり、これは感動です。)
2.お座りをして自立する機構。
3.ルックスはオールドファッションでちょいお洒落で、かわいらしいです。
なんじゃこれは?というところ
1.走りに関してはなんの魅力もなし。見事なほど何の感動もありません。(これ、ちょっと致命的。)
2.チープな変速機の操作部(これが良いという人もいるのでしょうが。。。)
3.見事なほどスピードが出ない。(まぁ、そんな目的の自転車ぢぁないし。。)
4.アップライトの姿勢で乗るので、お尻がすぐ痛くなる。(ブルックスのサドルに変えます)
5.自転車に乗ること自体が楽しくない。(時速15kmくらいで街中をきょろきょろしながら走るにはよいでしょう。)
6.内装の変速機を操作するときは、ペダルをこぐのをやめないといけない。(いまどきなんだ、こりゃ。)
7.気をつけないと、ペダルをこぐときに「靴のかかと付近」がシートポストの根元の後ろにあるタマころ(小さく折りたたんだ時にコロコロ転がすように付いている)に時々引っかかり、これが結構ストレスになる。(引っかからないタマころがオプションであるようです。)
とまぁ、こんな感じでしょうか。
自宅から乗り出すときには、「絶対選択しない」自転車です。
風との一体感や、ペダリングの快感、爽快感はロードレーサやBSモールトンとは比べ物になりません。
この自転車は短距離(きっと10km~20kmくらい)の「持ち運び可能な」、「移動手段」以外のなにものでもありません。
あとは、大人の乗ることのできるプラモデルでしょうか?(改造パーツが結構あるようで。。。)
最初の1台として、自転車の爽快感を味わいたい方には、「全くお勧めいたしません。」
この価格なら、入門向けのロードレーサがあります。
こんな感じの自転車です。(白は特別色で、よく見かけるのは、赤と緑)

おすわりします。スタンドは要りません。(笑)

本日の走行距離: 20km(BRO)
今年の走行距離: 366km(ロード)
217km(BSM)
20km(BRO)
今年の走行距離合計: 603km
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