回路検討、熟考されていたΔLOOP9ですが、全く新しい回路構成で完成されました。
本日、影山さんからほぼ最終版のプロトモデルをお預かりし、ALA1530直下の大屋根に上げました。
(お互いの影響は今のところ見当たりません。)
私のアンテナの好み、
即ち、フロアーノイズを受信している(放送波のない)ところでは、Sメータは限りなく振れず、信号が入ってきたときに振れて欲しい。
ノイズだけでSメータが5つ以上振れているのは、私の場合、精神衛生上良くないのだぁ。
ということを影山さんにお伝えしました。
それならばということで、拙宅へやってきたΔLOOP9は、私の好みに合わせて影山さんが前もってゲインを微調してくださいました。
(オリジナルより10dBほどゲインを下げた設定にしていただいています。)
その結果は以下のスペアナのような感じです。
ALA1530と比較して、フロアノイズは5dB~10dB低いです。
放送波の受信信号も同様に低いですのでS/N比的には同じと言えます。
拙宅は中波強電界地域ですが、オバケは出ていない様子です。(要詳細チェック)
特性は、中波から短波帯の上まで非常にフラットではないかと思います。
妙な特性のヤマは見当たりません。
下のスペアナのスクリーンはPERSEUSですが、NRD545で31mbをざっくりワッチしましたところ、こちらでもフロアノイズはALA1530より低く、しかし、信号は良い感じで受信できます。
60mb以下のバンドでの比較はまだ出来ていませんが、追々UPしたいと思います。
ΔLOOP7を使ったときも驚きましたが、ΔLOOP9もこれまた驚きです。
一本釣りをされたい向きには「7」が、PERSESUSなどを使って、バンドを手軽にワッチ、ALA的な高性能を!と思われるBCLには「9」が良いのかなと思っています。
とにかく使い始めですので、使い込みレポートは今しばらくお待ちを。。。
「とっても、良い感じのノイズに強い、高性能アンテナ」がファーストインプレッションです。
こっち、ΔLOOP9

こっちALA1530

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