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2013/02/03

アンテナ評価2013年2月3日版 ALA1530 vs LA800

120mb~75mb+中波
中波は、混変調特性を含めLA800のほうが圧倒的に良いように思う。(拙宅は、KBS京都放送の強電界地域)
短波ローバンド120mb~75mbに関しては、LA800のほうが、心持ち優勢か、ALA1530と同じ感じ。

60mb
このバンドあたりから、形勢は逆転し、S/N的には、ALA1530のほうが良くなる。
SIBCを両方のアンテナで聞き比べたが、信号が落ち込む局面では、「アナウンサーの性別がわかる」と「聞こえない(そらみみで聞こえる」の差になって現れた。
そのほか、色々な放送を聞いてみたが、逆転現象にはお目にかかれなかった。

49mb
互角か?
フロアノイズレベルを調整してS/Nを比較。
放送局によっては、LA800のほうが若干良い場合もある。
(下ページのバンドスコープの比較をご覧いただきたい。)

41mb
のこぎり状のノイズはLA800では受信していない。
このあたりは、流石シールドループ!なのかもしれない。
しかし全般的なS/Nを比較すると、ALA1530に分があることがわかる。

31mb~15mb
明らかに、ALA1530のS/Nのほうが良い。
LA800は不要なノイズの影響を受けることは少ないながら、所望する信号をつかむ能力が、ALA1530と比較して5dBほど少ないように思える。(Sメータにして1つから2つ)
この差は、聞こえる、聞こえないの差になって現れる。


その他
60mbで見受けられるPLCノイズはLA800では若干少ないように見える。
今回は、そのほかの放送信号の受信強度も同様に低いので、「差」となっては現れていない。
41mb、25mbでも同様のノイズが見受けられる。
S/N比的にはALA1530にやや劣るも、こののこぎりノイズがもっと大きなところでは、形勢は逆転するかもしれない。

製品としては、史上初のシールドループアンテナということで、大きな期待を持って購入し、大屋根に設置しました。
アグレッシブに世に問うたAORさんに拍手を送ります。

ここまでの記事を見るとLA800が良くないアンテナのように見えるかもしれません。
しかし、そうではありません。
電界ノイズに強く、同調型アンテナらしく、強電界地域でいわゆるお化けが発生しにくい良いアンテナだと思います。
比較したALA1530(当家のモデルはすでに10年稼働している初期ロットモデルALA1530無印)が比類なく素晴らしく優秀で、バランスのとれたアンテナなのです。

強電界地域で、中波を楽しむ、あるいは、周辺がPLCノイズなどで無茶苦茶な状況であるという場合には、LA800のほうが良い結果が出るのではないかと推測します。

それから、もう少し安価であると良いですね。
ALA1530の現行モデルは直輸入するのであればGBP(英国ポンド)200-250(モデルによる)ですので28400-35500円。
為替送金手数料が5000円くらいで送料が5000円までですのでトータルで、38000円-45000円くらいで購入できますので。
国内での代理店購入ですともう少し高いかもしれません。

このあとはバンドごとの、F/S比(フロント/サイドのゲイン比)なども見てみたいと思います。

今回、改めてALA1530が如何に優秀なアンテナかよくわかりました。
結構な費用と労力をLA800に投入しましたが、思ったような結果を得られず、とても残念です。
企業としてのAORさん、それから発売されている各種製品のフアンの一人として、LA800の更なるパワーアップをお願いしたいと思います。

最後に今回の結果は、拙宅の環境での結果であります。
他の場所では、この結果が逆転する場合も想定されます。
これがすべてだ!とくれぐれもお思いになりませんよう、お願い致します。

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