殺す者
すごい表題で失礼します。
4月の末から、我が家の家の前、玄関を出たところのコンクリートのほんの少しの割れ目にある土から目を出し、可憐な花をつけていたパンジーです。
ほんの少しの土から暑い周辺コンクリートにも負けず、けなげにさいていました。
私は、「どこんじょ、パンジー」と呼びながら、水をあげたり、水性肥料をあげたり大切にしていまいた。
ところが、ある朝、
綺麗になくなっていました。
何もなかったように、きれいさっぱり。
前の日に、電線工事をしていた車両がありましたから、工事終了後、掃除をするときに、「ばっ !ばっ! ばっ!」と掃き掃除をしたのかもしれません。
しかし、本当に悲しくなりました。
あんなに、一生懸命咲いていたのに。
気が付かなかったのか、
「そんな小さな命なんかかまってられるかい!、忙しいんじゃー!」
だったのか。
歩いている間に、気が付かない間に、地面を歩いている生き物を不要にあやめているかもしれません。
気を付けねばと思う反面、もし、後者なら、なんと殺伐としたこと、、、、
そんな気持ちになってしまった「あなた」に問題があるのか、そんな気持ちにさせてしまう「世間」がいけないのか。。
生き物はみんな同じ。
動けない、話せない植物でも、よくよく向き合えば、色々なことを語ってくれます。
勇気もくれます。
ここにいた「どこんじょたち」は、いっぱい語ってくれました。
なんともやるせない気持になった一日でした。
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